2013年の九つの出来事
JSENA10年の運営を祝う会
JSENAが発展的解消され新団体NEDIAに参画
今年のセミコンジャパン
パワー半導体セミナー
SEMILINKSのTOPページの62万件超え
会員様へ御礼!
「お先に失礼いたします」
神戸のバーめぐり
インビクタス


JSENA10年の運営を祝う会
NPO法人日本半導体エンジニアリングネットワーク協会(略称:JSENA)を解散の為、臨時社員総会が開催された。総会終了後、「JSENA10年の運営を祝う会」を開催。出席者は24名。この内、半導体業界からお菓子や居酒屋業界に転身した方もおられ、なかなか盛大に行われた。
最後の一本〆の後に記念写真。何と全員がにこやかな顔。本当に良い記念写真であった。今、この記念写真は、プリントにして仕事机に飾っている。

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JSENAが発展的解消され新団体NEDIAに参画
JSENAを発展的解消し、新団体の日本電子デバイス産業協会(略称:NEDIA))に参画。新生JSENA部会として活動を再開した。
NEDIAは日本半導体ベンチャー協会(略称:JASVA)がが名称変更し、そこにJSENAと日本半導体電子部品工業会(略称:JAST会)が参画した。
200社・団体の協会である。
NEDIAは、どの様な協会なのか?JSENA部会とは、どの様な部会なのか?を調べたい場合、ホームページがあります。
NEDIAのホームページは(http://nedia.or.jp
JSENA部会のホームページは(http://www.jsena.org)。
参照して頂ければと思います。
NEDIAやJSENA部会では会員を募集しています。
次のURLか、
http://www.jsena.org/nedia001.htm#toiawase
下記メールアドレスまで
wada@semilinks.com

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今年のセミコンジャパン
12月4日〜6日迄、セミコンジャパンが開催され出張。
下記は今年のセミコンの個人的な感想である。
1.入場者
  今年も人手が非常に少なかった。ざっくりと2割減である。
  最初に感じたのは海浜幕張から会場までの人の動きがあまり
  なかった。
  3日目はいつものセミコンらしく多くの方が会場に向かって歩いていた。
  会場内は、出展者バッチの方がやはり多い。
  以前は、人が集まると、中国語や韓国語が飛び交う場面に出会ったが
  今年は、少なかった。
2.会場
  1〜6ホールを使っていたが、空きが多い。
  寂しい。
3.ブース
 ・実機を出しているブースが少ない。
  大手ではディスコが実機を展示しているレベルである。
  ディスコ含め、実機を出していると、人が多くブースに立ち寄る
  傾向にある。
  ミニマルファブ、相変わらず、活況である。
 ・各ブースは、いつもの通り、ほとんどがパネル&映像での展示。
  そしてユニットの展示。
 ・日本は装置や材料メーカーはデバイスメーカーに比べ、まだ活況。
  日本発信の装置の実機を出さなければ、セミコンも尻すぼみになる。
 ・しかし、外資の装置メーカーがいなくなった。
  特に大手外資
 ・各ブースを見ていると、おもしろい装置があった。
  ミウラのウエハ端面欠陥検査装置である
  25枚一括でウエハの端面の欠陥を1〜2分ほどで検査する装置。
  実機を出していた。
4.話題
 ・ソニーのルネサス鶴岡の買収を検討とセミコンジャパン前に報道。
  以前だと、そこらじゅうでこの話が持ち切りになった。
  今回は、いろいろ回ったがこの話をしたのは極僅かな人だけ。
  日本の顧客の動向に興味がなくなってきたのか?
  せめて、情報として持っているべきである。
 ・昔、銀座や北新地で半導体業界の話をしていた。
  クラブのママは、これら内容をある程度、理解していた。
  ある時、ママに「何故、業界の話題を知っているの」?と
  聞いたことがある。
  そのママ曰く「毎日、日本経済新聞は全て読んで店に出ます」と、
  話を聞いたことがある。
  「なぜ?」と聞くと
  「お客様の話題を知っておく事は当たり前」との回答。
 ・セミコンに話を戻すと、
  各社ブースにいる方(ほとんどが営業の方)は、情報を自ら取る
  べきである。
  世代が変わったのか、情報を知らないのか、興味がないのか、
  営業スタイルが変わったのか、寂しい限りである。
5.唯一
  3日目に半導体製造装置、材料の合同会社説明会をそばから見た。
  席は満席に近かった。ちょうど産業タイムズの泉谷氏の講演。
  唯一、安心した。
  半導体に少しでも興味がある学生がいたことが分り。
6.最後に
 ・来年のビックサイトに期待したい。
  なぜか?
  モーターショーが幕張からビックサイトに場所がかわり、来場者が
  2割アップ。
 ・しかし、最先端でなくても良い。450mmを導入するデバイスメーカー
  は5〜6社、世界の半導体メーカーは、5〜6社以外に100社以上
  がデバイスを製造している。そういった顧客を要求している実機を
  出せばよい。
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パワー半導体セミナー
セミコン期間中に久しぶりにセミナーを聴講した。
 パワー半導体セミナーである。聴講者は約60名。
 会場は、6〜7割の席が埋まっていた。
 このセミナーでは、産総研、デンソー、富士電機の3人の方がプレゼン。
 内容は、パワー半導体が、どのようなアプリケーション(機器)に使用
 されるかが、主な内容であった。
 各社は次のような報告があった。
産総研の奥村氏はパワーエレクトロニクスとは何か?
 ・パワーエレクトロニクスとはなにか?から始まった。
  パワー半導体は、以前日本のお家芸であったが、
  現在は欧米が市場を取って来ている。
 ・材料は、まだSiが多いがSiCも今後伸びる。
 ・使用用途としてはインフラが今後伸びる。
デンソーの加藤氏は車載向けパワー半導体やセンサーの用途
 ・デンソーの半導体関連は、センサー、ASIC、パワーモジュールの
  3分野がある。
 ・センサーは、千歳、マレーシアで5億個製造。
 ・今後車載向けのセンサーが伸びてくる見込み。
 ・2013年には1台の自動車に125個のセンサーを取り付けている。
  自動車の最終は自動運転を目指す。
 ・レクサスは、半導体をウエハ単位でみると30枚程度使用している。
 ・SiCは耐圧高いのでウエハを薄くできる。今後SiCは他社にも
  販売していく予定。
富士電機の重兼氏はパワー半導体のアプリケーションについて
 ・松本工場では、1500枚/月のSiCラインを保有し、
  アセンブリは8万個の生産能力を保有している。
 ・SiCはSiより格段と耐圧が高い。
であった。
講演者曰く、当初は外国の方の聴講もあるとの事で、通訳付きで、プレゼン資料は英語か日本と英語の併記の依頼があったが有ったと言う。
結果は日本人ばかり。
パワー半導体は日本の得意芸であったが、欧米が市場を取り始めたこともあり、日本からの発信に不安を感じた。

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SEMILINKSのTOPページの62万件超え
今年の9月にTOPページのアクセスが62万件を超えた。
SEMILINKS
しかし1年間で25000件のアクセス。ピークの頃から半分に減少。
SEMILINKSは、少しずつ変化させている。
「イベント」の項目では、興味のある「産総研オープンラボ」「東京国内航空宇宙産業展」「再生可能エネルギー」等も掲載し始めた。
イベントのURL
http://www.semilinks.com/sub060.htm
また、ぼちぼちですが、「facebook」もUPしています。
https://www.facebook.com/semilinks

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会員様へ御礼!
SEMILINKS会員(法人会員15社、個人会員6名〜6社〜)、
SEMILINKS BOOK会員(法人会員2社、個人会員11名〜6社〜)へ、
毎回の会費、御礼申し上げます。
今年も大変お世話になりました。
来年も今年同様、宜しくお願い致します。

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お先に失礼いたします
11月になると「喪中につき・・・」のはがきがくる。
1年、1年、年を取ると1通毎、増える感じである。
これら、はがきの中で、「お先に失礼します」の文字が目に入ってきた。今年亡くなった知人からである。「お先に失礼します」の横には自分の似顔絵。
こう言った時に使うかどうか良く分からないが、洒落た、挨拶状。
感服!
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神戸のバーめぐり
幼馴染と、神戸のバーめぐりをした。
2次会へ行く時に、「神戸のバーめぐりをしよう。」と言う事になり、決まり事を作った。
2つだけである。
1.1軒のバーでは1杯しか呑なまい
2.バーの方から、お薦めのバーを聞き、次のバーを選ぶ
まずは、1軒目。
気楽にはいれそうな、バー「BAR ASHIBE」に入った。
メニューを見ていると「Cigar List」葉巻のリストである。
1本が1000円〜2000円の葉巻
(↓)Cigar List

最終的には6軒か7軒のバーめぐりをしたが、バーの従業員からオーナーの方々に「お薦めの次のバー有りますか?」と質問すると、全部のバーで次の店を教えて頂いた。地図は当り前、オーナー自ら、そのバーの前迄連れて行ってくれる。結構、感激でした。
この時のバーの一部を、アフターファイブ部会に掲載している。
■アフターファイブ部会
  http://www.semilinks.com/a5go/index.html
□神戸
  http://www.semilinks.com/a5go/amagasaki.htm#02
スマートフォン対応です。
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インビクタス
ネルソン・マンデラ氏。今年亡くなった。南アフリカ元大統領。
アパルトヘイトに反対している人、ぐらいしか知らなかった。
ただクリント・イーストウッドが監督した「インビクタス」の映画を見て、一部であるが、マンデラ氏を知った。
もし、正月番組に飽き、レンタルビデオ屋に行った時に、一度は借りて見て欲しい映画である。

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